～ ○ △ □ ・・・母 ～

「昨日まで出てなかった芽が　朝　目が覚めて　芽が出てたら　すっごく嬉しい」 母は　そう言う 元気で　明るく　負けず嫌い 大人しくて　優しい　いつも一緒 面白くて　強い　冷たい視線 マル　と　サンカク　. . . . 　シカク maru　まる　○　. . . . さんかく　sankaku 　▽　. . . . ◇　しかく　シカク　 . . . . ○　と　△　と　□ 笑顔も　怒った顔も　泣き顔も 素直に　すなお　スナオ　にね すべてを僕に　見せてくれる　君は　とても愛おしい　存在 いつもの笑顔が　見れますように　・・・ 　　　　　　　　　　　　　　　2017.09.26 harumi ishii ：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：： ○は○　△は△　☐は☐ それぞれ　良いところ悪いところがあって　個性いろいろ お互い認め合って　手と手を取り合ったら　最強じゃない？ 「喜　怒　哀　楽」 嬉しかったり　怒ったり　涙を流したり　笑ったり。。 様々な感情で日々を過ごしています。 その感情を失ったら　世界はどんな風だろう。。 無声モノクロ映画のようなのかな。 世界がいろんな色で溢れているのは　 もしかしたら、ひとりひとりに感情があるからかもしれない。 ：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：： ◆2016年　脳出血で倒れた母は、感情を失いつつあります。 　そんな姿を見て　 「大きな口を開けて笑ったり　顔を真っ赤にして怒ったり 　声を張り上げて泣いたり　少年少女のように楽しんでる顔など。。」 　感情を表に出すことは、「今しかできないうえとても愛おしいこと」 　なのではないか・・と感じずにはいられません。 　大人＝感情を表に出さない　ではなく　大人＝感情を上手く表現できる ◆「みんなと同じでなくていいんだよ」と、子育てを通じて感じる想い。 「○△☐。。。母」は、そんなふたつの想いから作品を生み出しています。