革のお手入れについて

革のお手入れについて

革製品の良いところは、時間が経っても一緒にいられるところ。 むしろ、時が経つにつれて、いい味が出てくるところが魅力ですよね。 そんな革製品ですが、「形が崩れちゃったから」「染みが出来ちゃったから」と買い替えてしまうことが多いように感じます。 そこで、革製品を手にしたときに一体どんなことに気をつけたらいいのか、どんなお手入れが必要なのかを、こちらで紹介します。 ●買ったばかりのとき ザッカバッカでは、商品の外側に「レザーライトスプレー」というものを使用しています。 これは表面を守るニスのようなもので、水や汚れをはじく役目もしてくれます。 そのため、この上からすぐにまた防水スプレーをかける必要はありません。 ●防水スプレーを使うとき 仕上げ剤を使用しているのはお財布の外側のみです。なので、内側も水濡れが心配・・・という方は市販の防水スプレーをご使用ください。 ホームセンターなどで売ってるもので大丈夫ですよ。ただし、革に使用可能かどうかをよくご確認ください。 スプレーする際は、新聞紙などを敷いて、30cmほど離したところからまんべんなくかけるようにしましょう。 防水スプレーを使うと、革の経年変化がしにくくなります。 そのため一か所だけスプレーで集中攻撃!なんてことになると、経年変化したときにムラになってしまうのでご注意。 ●水に濡れてしまったとき 仕上げ剤は水をはじいてくれるとはいえ、万能ではありません。 あくまで被膜を作ってくれているにすぎないので、そのまま放っておくと染みてしまいます。 なので、水にはなるべく濡れないように気をつけましょう。革は水が苦手なのです。 万が一水に濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布で拭き取ってくださいね。 ●クリームやオイルなどの使用について 買ったばかりの商品は、まだ仕上げ剤で表面がコーティングされている状態です。 そのため、クリームやオイルなどを使っても染み込んでいきません。 水と同じく時間をかければ浸透させることはできますが、仕上げ材で覆われているため均等に染み込ませるのは困難です。 またこのクリームやオイルは、革に潤いを取り戻す役割をしてくれます。 なので、仕上げ剤で守られているうちは使う意味はありません。防水スプレーをたまにかけてあげるくらいで十分です。

革製品の作家

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